リンゴの里

漫画、アニメ、映画等の感想blogです。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
『有頂天家族』が好評な森見登美彦の小説です。
『四畳半神話大系』もアニメ化済ですが今回は小説の方の感想で。
森見作品は『夜は短し歩けよ乙女』から入ってはまったのですが、
夜は〜と、四畳半〜は特に好きです。なんと言うかあの空気感。
師匠たちが出てる段階で同じ世界なんですよね。

不思議なことが平然と起こっても気にならない空気をあの文章は
生み出しています。

ちなみにご存知の方も多いかもしれませんが、あらすじを少し。

冴えない大学3回生の主人公。悪友の小津や、自由な師匠に振り
回されっぱなし。1年のときのサークル選びさえ違えばこんなこと
にはならなかったのに。責任者はどこか。そんな主人公の4つの
パラレルワールド。

こんな感じなのですが森見登美彦の独特かつ魅力的な文体とあいまって
不思議な空間を生み出しているのです。

京大生すごいぜ。なんか京大ならこんな不思議サークルあっても
おかしくないと思うのは私だけではないはず。

なかなか読みやすい本ですよ。とってもおすすめです。
スポンサーサイト
NHKで『獣の奏者エリン』としてアニメやっていたものの原作です。
これには闘蛇編、王獣編、探求編、完結編、外伝の5冊で構成されており
アニメは王獣編までしかやっていません。

****Amazonでの紹介文は以下の通り*******************
獣ノ医術師の母と暮らす少女、エリン。ある日、戦闘用の獣である闘蛇が何頭も
一度に死に、その責任を問われた母は処刑されてしまう。孤児となったエリンは
蜂飼いのジョウンに助けられて暮らすうちに、山中で天を翔ける王獣と出合う。
その姿に魅了され、王獣の医術師になろうと決心するエリンだったが、そのことが、
やがて、王国の運命を左右する立場にエリンを立たせることに…。
**************************************

これは元が児童書として青い鳥文庫で発行されていたことが驚きなくらい深い内容です。
そもそもまず最初が、母親が目の前で処刑される所から始まる時点で子供向けかよと。
ファンタジーですが、人間の汚さや獣との距離感が絶妙に描かれておりぐいぐいひきこまれ
ていきます。あっ、もちろん良い人もでてきますよ。

アニメ化だけではなく漫画化もされており小説は苦手な人はこちらでも世界観を味わえます。

ただ注意してほしいのは、ハッピーエンドじゃなきゃ嫌な人は王獣編まで、つまりアニメ
で終わったところまでしか読まない方が良いです。若干ネタバレになってしまいますが、
完結編の後味は爽快とは言えないです。それだけはご用心を。

秋の夜長にこのような長編小説でもいかがでしょうか。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。