リンゴの里

漫画、アニメ、映画等の感想blogです。

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おひとりさま

谷川史子のSS漫画です。おひとり様と言われるいわゆる独り身の女性を
題材にしております。いやー、短いだけあって出るのが遅いのですよ。
五巻が先日出ましたが全巻から約二年ぶりとなっております。

谷川史子の漫画はほんわかしていて安心して読めるのが良いです。
りぼんで連載していた頃から読み続けております。おひとり様物語も
一人で生きていってる女性が強がるでもなく、逞しくでも少し寂しげに
描かれているのが良いです。この描写が本当うまいんですよ。谷川節と
いうか、嫌みがなくゆるゆると描かれているのですね。

でも今回の五巻のバラの話は?だったなあ。ネタバレになるんですけど、
誕生日にバラの花をプレゼントされたと思ったら「別れよう」とな。しかも
なんか良い話風味になってるし。ただ喜ばせたかっただけとかわけがわからん。

って、こんな風な話ばっかりではないですよ。むしろこの話が特殊なんです。

他の話は、寂しいからと別れずにいたけど朝日を見て心があらわれて独りで
頑張っていこうと決心する女性や、切ない片思いの話などでした。

さらっと読みやすく一話も短め。谷川好きにはたまらない一冊。
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佐々木倫子の動物短編集漫画。

あまりにも有名なので内容の詳細はいらないとは思うのですが簡単に。
高校生だった主人公通称ハムテルは1匹のハスキー犬を押し付けられる。
そこで面倒をみるなら自分が獣医師になった方が良いと思い獣医学部へ。
そこは変人奇人の巣窟だった。

これで獣医師を目指した人も当時は多かったでしょうね。動物物なのに
基本泣ける所がないのがすごい。笑ってばっかりですよ。とくに漆原教授
ネタは鉄板ですね。何度読んでも面白いし、どこからでも読めるのは素晴
らしい。チョビもかわいいし♪

佐々木倫子作品は先日チャンネルはそのままが完結し次はどんな作品がでて
くるかなと楽しみです。でも最近の作風は空気を読まない女主人公が回りを
振り回すという作風なので少々食傷気味。おもしろいは面白いんですけどね。

また動物のお医者さん的なほのぼの漫画を読みたいです。
おとこ

田舎で暮らしていた祖母が亡くなったのをきっかけにその家で
在宅勤務に切り替えて住み始めるつぐみ。彼女は長い不倫生活に
つかれて恋愛することにも疲れていた。そこに、祖母から家の鍵を
貰ったという壮年の男性海江田が現れる。そこからふたりの奇妙な
共同生活がはじまる。

もうね、海江田先生かっこいいんですよ。この漫画を読み終わった
後はエセ関西弁で海江田先生ごっこです。主人公のつぐみは言っちゃ
なんですが何であんなクズ男に引っかかってたのやら。
おかげで海江田先生に出会えたから良しとするか。

もっとこの本のいいところはあるのかもしれない。でも海江田先生の
前ではすべてがかすみますね。ヒロインすらかすんでしまいますよ。

全三巻プラス続編一巻。ちなみに表紙は並べると絵がつながっております。
吉田秋生の4姉妹の日常を描いたし短編シリーズ漫画です。
これはいろんな賞を受賞しているので本屋さんでも見かける機会が
多いですね。

幸、佳乃、千佳の三姉妹が昔不倫して出て行った父親の
葬式に向かうところから話は始まります。そこで腹違いの妹すずと
出会います。すずの実母も死んでいて、父親はさらに再婚していたため
肩身の狭い思いをしていました。そこで姉妹はすずを引き取り4姉妹での
生活がはじまります彼女たちは仕事、恋愛、友人、進路さまざまの悩みを
抱えながらも成長していきます。

周りのキャラも立っていてワクワク感はないんですけ、しんみり心に沁み
渡るそんな漫画です。あと、読んでると鎌倉行きたくなる!!

短編集なので気になる方は一巻だけ手にとってみてください。
一冊だけで作風はわかりますよ。気に入ったならば次巻へとお進みください。
言わずと知れた萩尾望都の名作です。
表題作であるシャム双生児の苦悩を描いた『半神』を含めた
短編集。この短編集は小学館文庫からとフラワーコミックスペシャル
の二つから出ていますが、表題作の他の短編が違う編纂となっております。

個人的には小学館文庫の短編のほうが好きですね。
たしかにフラワーコミックスペシャルはカラー等が綺麗ですが値段を考えると
『イグアナの娘』の小学館文庫と両方買っても文庫の方が安い。
この2冊でほとんフラワーコミックにのっている短編読めちゃいます。

文庫版『半神』は全体的にシリアスかな。真夏の夜の惑星が多少コミカル。
でも全体的には暗いです。特に金曜の夜の集会は救われないですね。
一時的には救われてるけど、延々を一年を生きるのはやはり記憶がなくても
救われないでしょう。

シリアスかつ深く考えさせられる名作です。

さわやかな読後感がほしいなら同作家では『11人いる』ですかね。でも続編は
くらーい。続編まで読まなければ爽やかにおわれます。

なんだかんだで萩尾望都作品は名作ぞろいだと思います。
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